おいしいアイスワインとはどんなものなのか

アイスワインは今から200年くらい前に偶然作られたもの

貴族のためのワインとして知られるアイスワイン | アイスワインは今から200年くらい前に偶然作られたもの | 製造国は発祥の地ドイツの他にオーストリアとカナダの3つ

実はアイスワインは今から200年くらい前に偶然作られたものでした。
ドイツのフランコニア地方にて予想外の霧に襲われて、完熟したぶどうが収穫できない状態に陥りました。
これにより放置されたぶどうは凍ってしまったため処分をしないといけない状態になったのが始まりです。
あまり裕福でなかった農民たちは凍ったぶどうを使ってワインを製造したところ、非常に香りと甘さが芳醇なワインができました。
この後ドイツでアイスワインを作った方たちは、安定して製造できる場所を探してカナダで移住しました。
ここで1980年位から本格的な製造が始まり、冬になるとオンタリオ州ナイアガラ・オン・ザ・レイク地方で作られるようになったのが特徴です。
国際登録商標となっているので、オーストリアやドイツの他にカナダの3カ国で製造されたもの名称を使うことができます。
それ以外に国で同じ製法で作られたものを作っても名前を使う事ができません。
氷点下で製造される独特のワインは製造方法も独特です。
一般的にぶどうは収穫時期が9月や10月ですが、アイスワイン用のぶどうは12月や2月に収穫されます。
真冬は気温が氷点下8度以下になるので、夜間から朝方にかけて凍った状態のぶどうを収穫します。
すべて手作業で収穫をしないといけないのでかなり大変な作業です。
収穫後には凍ったぶどうをすぐに圧搾して果汁を搾り取ります。
こちらは原始的なやり方ですが人工的な製造方法も用意されているので知っておきましょう。
甘口ワインを人工的に製造するにはクオリエクストラクション法と呼ばれるものを使用します。
これは人工的にぶどうを凍結させて自然凍結同等の甘さを再現します。
日本でもクオリエクストラクションを使用して作ったワインはいくつか販売されています。
本物に近い味わいを出す事ができるのが特徴です。